2015年09月08日

もの言わぬ国民づくり

 「商売人が政治のことに触れるな!」
 何度この言葉を聞いてきたのだろう?
 私を、にんぽう倶楽部を・・・ 心配して勇気を持って忠告してくださる。
 ありがたいことで、うれしいことで、感謝しています。
 しかし、私はその親切に反して、こんな言葉を返してしまいます。

 「私は商売人ではないので政治に触れます。いや、商売人であればいっそうのこともっとしっかり政治に触れて、消費者とのつなぎ役をしていかなくてはいけないのでは? 政治は、国民生活に直結することばかり。今の時代、黙って決まったことだけに従っていくことで世の中がよくなっていくとは到底思えない。自分さえよければ、という人間だけが裏で政治とつながり、利権を得ていく政治ではなく、多くの人がそれぞれの立場で全体を考えた意見をどんどん発信していく世の中になって欲しいと思っている。だから私は、今後も政治に触れていきます。」と。

 もの言わぬ国民を増やすために、歴代政府がが電通を使って「商売人は政治に触れないほうがいい」という風潮を作り出した日本。
 多くの国民が、「そうだよね! 政治と宗教は、商売ではタブー」 といつの間にか政治と宗教を同類のものにしてしまった。
 いやいや、政治と宗教は全く別物でしょ!
 政治には大いに触れましょう!
 消費税のこと、TPPのこと、沖縄基地問題、原発問題、安保法制問題、国会議員の定数含めた選挙制度の問題、小選挙区の矛盾、国民生活に直結する乱立状態の独立行政法人のこと、介護保険のこと、年金制度、医療保険のこと、失業問題、学校教育問題、地方の町おこし、環境問題、スポーツの政治利用のこと、地方交付金による国からの圧力 ・・・ 挙げればきりがありません。

 これらの問題、もの言わぬ国民ばかりでいいのですか? と私は大きな危惧を感じています。
 個人レベルの不平不満を声の届かぬところで愚痴として発するのではなく、どんな場所でも堂々ともの言えるだけの覚悟を持って、しっかり発信していきましょう。
 誰かが言ってくれる? 誰かがしてくれる? いったい誰が???

 今回の自民党総裁選を見ればはっきりわかると思います。
 一言申したい政治家はたくさんいたはずなのに、負け戦になるとわかれば一斉に下を向きダンマリを貫く。
 そうすることで、次なる役職を虎視眈々と狙う。
 ここで反旗を翻せば、当分の間、閑職に追いやられる。
 国民のためではなく、自らの保身や役職や利権を得るための政治家しかいない、ということを如実に現している。

 「〇〇委員会所属議員」という言葉を聞いたことがあると思います。
 委員会所属手当が毎月出ます。委員長手当・副委員長手当は、毎月一桁上の報酬が出ます。
 どの議員も、何とかその役職にありつきたいと思っている。

 多くの議員は、この部分を国民に知られたくない、と思っている。
 でも、国民はこの部分をしっかり把握しないといけない。私はそう思っています。
 多くの人が知らないこの知られざる多額の報酬、これ、全部税金なんですよ!

 私は、1円でも多くしっかり税金を払いたいと思っている。そしてその税金をしっかり国づくりに生かして欲しいと思っている。

 1円でも税金を少なくしたいという人は、国なんかどうでもいい、と考えているのでは?
 そういう人が、政治家に絡んでいくので、どんどん政治が歪んでいく。
 歪む、とは、その字のごとく「不正」ということです。
 法律に触れるかどうかではなく、国民に対する「不正」ということです。

 ごちゃごちゃ言いましたが、
 「もの言わぬと関心がなくなる。関心がなくなると人任せになる。人任せになると不正の温床になる。必要なところに必要な税金が使われなくなる。だからもの申すことが大切!」
 私はそう考え、これからもしっかりもの申していきたいと思っています。
posted by Noriyuki at 11:55| Comment(0) | 日記